ガラス細工の仕上がりは、素材によって多種多様

伊豆山のガラス工房での制作体験は楽しいものですが、ガラス細工で使用するガラスというのは実はいくつか種類があります。自分がどのような作品を作りたいかによっても適した素材は異なるので、まずはその種類をチェックしてみてください。ということで今回は、ガラス細工で使用するガラスの種類について紹介していきます。

非耐熱のソーダガラス

非耐熱のソーダガラス

ソーダガラスというのは炭酸ナトリウムを使用して作られたガラスのことで、ガラス製品の中でも最も一般的なものです。耐熱タイプではなく、急激な温度変化に弱いので寒いところから暑いところへ移動させると割れてしまうこともあります。「耐熱ガラス」と書かれていないものは、基本的にほとんどこの「ソーダガラス」です。

ソーダガラスは素材としては固いですが軽く、窓ガラスやビンなど身の回りの様々な場所で使用されています。

高級素材として使われるクリスタルガラス

高級素材として使われるクリスタルガラス

クリスタルガラスは透明度の高いガラスを総称したもので、高級食器や装飾器などに主に使われます。繊細なデザインが魅力の「切子ガラス」などもクリスタルガラスに分類されるものです。

もともと透明感がありますが、カットで模様を入れると光が乱反射してさらに輝くようになります。透明度が高いので、高級感のあるレストランの食器などにも使用されています。

クリスタルガラスは鉛を含んでいるのが特徴ですが、鉛の含有量が10%以下と低いものは「セミクリスタル」と呼ばれます。

料理をする際に便利な耐熱ガラス

耐熱ガラスは二酸化ケイ素を含む製品で、熱さに強いのが特徴です。2000℃以上にならないと溶けないので、家庭で料理をする際に使う分には問題はありません。主にオーブンなどに入れて調理をするためのお皿や調理器具などに使用されています。

耐熱ガラスはお皿や食器類の他、フラスコやメスシリンダーなどの実験器具や照明器具などにも使われています。

今回は、ガラス細工で使用するガラスの種類について紹介してきました。一口にガラス工芸といっても、使用するガラス次第では仕上がりも全く異なるので、まずは自分がどんなものを作りたいのか頭に描いておくことが大切です。

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店名 studio iiro(スタジオイイロ)
住所 〒413-0002 静岡県熱海市伊豆山579−41
電話番号 0557-88-1160
営業時間 10:00~18:00(不定休)
定休日 不定休
代表者 大東 健太
URL https://studio-iiro.com/