使いこなせれば思いのまま!ガラス工芸で役立つ道具

ガラス工芸の中でも主流と言えるのが「吹きガラス工芸」です。吹きガラス工芸は伊豆山などで体験することができますが、特殊な道具を使って作品を作ります。今回は、吹きガラス工芸で使用する道具について紹介していきます。ガラスを成形するものとデザインをするためのもの、また使用する設備についても紹介するので、チェックしてみてください。

ガラスを成形する道具

ガラスを成形する道具

ガラスを成形する道具には、以下のようなものがあります。

  • 紙ごて
  • 木ごて
  • 紙リン
  • パステラリ
  • パファー
  • 吹き竿
  • ハシ
  • ポンテ竿
  • モールド
  • ウッドブロック
  • 種切りばさみ
  • 口切りばさみ

吹き竿に溶かしたガラスを巻きつけて吹き、膨らませたらウッドブロックや紙リンを使って形を整えます。最後に種切りばさみや口切りばさみを使って口の部分をカットしたら、形を整えて冷ませばガラス細工ができあがります。

ガラス工芸のデザインに使う道具

ガラスを成形するときには、「洋ばし」「ピンサー」などの道具を使います。

洋ばしはガラスに筋目を入れたり、形を整えたりするのに使う道具で、ワックスを塗ってガラスを傷つけないように滑りやすくして使うのが基本です。ピンサーはピンセットのことで、ガラスをつまんで突起を作ったり、引っ張ったりするときに使います。人間の手の代わりのようなイメージです。

ガラス工芸で使用する設備

ガラス工芸で使用する設備
  • 溶解窯
  • 整形窯
  • 徐冷窯

溶解窯というのはガラスを溶かすために使うもので、1300℃もの高熱でガラスを熱します。一回火をつけると基本的にノンストップで火を入れ続けるので、窯を作り替えるとき以外は消す必要がありません。

整形窯は、加工しているうちに硬くなるガラスを再度加熱して柔らかくするために使うものです。最後に使う徐冷窯は、ゆっくりガラスを冷まして固めるために使います。成形直後のガラスを外に出したままにすると急激に冷えて割れるので、徐冷窯に入れてその後は、こうしてガラス細工の仕上げが完了です。

500℃くらいで半日キープをして、10時間ほどかけて、常温までゆっくりと冷まします。

今回は、ガラス工芸の中でもメジャーな「吹きガラス」で使用する道具や設備について紹介してきました。熱海市伊豆山でガラス工芸を体験したいという方は、studio iiro(スタジオイイロ)にお越しください。吹きガラス制作には様々な道具を使用するので、一つひとつの役割をしっかりと確認しておくことが大切です。伊豆山でぜひガラス工芸を体験してみませんか?

ガラス工芸の体験をするなら伊豆山のガラス工房studio iiro(スタジオイイロ)

店名 studio iiro(スタジオイイロ)
住所 〒413-0002 静岡県熱海市伊豆山579−41
電話番号 0557-88-1160
営業時間 10:00~18:00(不定休)
定休日 不定休
代表者 大東 健太
URL https://studio-iiro.com/