雑な扱いはグラスの寿命を縮める!正しい手入れの仕方とは?

ガラス製品は繊細なので、特に切子細工など有名なガラス工芸品は正しい手入れをしないと傷つけたり壊したりしてしまう可能性があります。今回は、ガラス工芸品を取り扱う際に気をつけるべきポイントや、手入れの方法について紹介していきます。保管方法や汚れが気になるときの掃除の仕方についても紹介するので、ぜひ試してみてください。

ガラス製品の正しい洗い方

ガラス製品の正しい洗い方

ガラス製品は厚めのものでも繊細で実は素材としては柔らかいため、雑に扱うと傷がついてしまう可能性があるので注意が必要です。洗い物をする際に指輪や腕時計がついていると、金属とガラスがこすれ合って傷をつけたり割ってしまったりすることがあります。

ガラス製品を洗う際には洗面器などにぬるま湯を張り、そこに中性洗剤を少量入れてグラスなどを浸し、柔らかいスポンジを使って優しく洗います。しっかりすすいだらある程度自然乾燥をさせ、仕上げに乾いた布で拭きとりましょう。そうすることで、水アカによる「白いくもり」を防ぐことができます。

ガラス製品を保管する際の注意点

ガラス製品を保管する際の注意点

ガラス製品を優しく丁寧に洗った後、保管の仕方もとても重要です。ガラスは繊細で衝撃に弱いので、重ねて片付けるとこすれ合って割れてしまうことがあります。そのため、器などを棚にしまうときには重ねるのではなく、一つずつ上向きに置いて保管するようにしてください。

もし、棚の面積の関係上どうしても重ねざるをえないという場合には、グラスとグラスの間に新聞紙などの柔らかい紙を挟むなどしてクッション性を持たせましょう。

においやくもりが気になる場合の掃除方法

ガラスは、保存の仕方次第では表面にくもりが出てしまったり、においがついてしまったりすることがあります。くもりが出るのは水道水に含まれるカルシウムが原因であり、水気をしっかり拭きとらないと出てしまいます。くもりに関してはお酢を布にしみこませて磨いたり、クエン酸と水を混ぜたものをスプレーで吹きかけるなどして落とすことが可能です。

クリスタルガラスを使ったガラス細工製品はにおいを吸収するので、長期間保管しているとにおいが気になる場合があります。その場合には、軽く洗ってから使うことでにおいが気にならなくなります。

今回は、有名なガラス工芸品など繊細なガラス製品のにおいやくもりが気になる際の対策法について紹介してきました。ガラス製品は繊細なので洗う際には丁寧に扱って、保管する際にも擦れ合わないように気をつけなければなりません。正しい手入れと保管を心がけて、ガラス製品を長持ちさせましょう!

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