ホットワークにコールドワーク…作り方も仕上がりもまったく違う!

ガラス細工といえば繊細なデザインが魅力ですが、その多種多様なデザインを自分でも作ってみたいと思いませんか。静岡県などで実際にガラス細工を体験することができますが、まずはどんなガラス加工技術があるのかをチェックしておきましょう。ガラス細工には大きく分けて3種類の技術があります。

ガラス細工の技法1:熱で溶かして加工する「ホットワーク」

ガラス細工の技法1:熱で溶かして加工する「ホットワーク」

「ホット」という言葉が入っていることからもわかるように、熱でガラスを溶かして成形するのが「ホットワーク」です。もっともポピュラーなガラス細工の手法なので、ぜひ一度挑戦してみてください。

ホットワークには熱でガラスを溶かして膨らませる「吹きガラス」などが含まれます。吹き方を誤るとうまく形にならないこともありますが、慣れればさほど難しいものではありません。型に流し込んで冷やし固める「ホットキャスト」と呼ばれる手法もホットワークの一つです。

また、ホットワークの中には耐熱素材の型にいれて窯の中で成形する「キルンワーク」というものもあり、とんぼ玉などがこれに該当します。

ガラス細工の技法2:冷たい状態で表面を削る「コールドワーク」

ガラス細工の技法2:冷たい状態で表面を削る「コールドワーク」

コールドワークというのは、熱を使わずにガラスの表面を磨いたり削ったりして加工するガラス細工です。名前にもある通り冷えた状態で加工を行うので、ホットワークの対極にあるガラス細工の手法と言えます。

コールドワークの種類としては、ガラスを削ってデザインを作る「カットグラス」などがあります。これは、日本古来の技術「切子」なども当てはまります。

他にも特殊な砂を吹きつけて削る「サンドブラスト」、薬品を使ってガラス表面を腐食させて加工する「ガラスエッチング」など種類は様々です。色づけしたガラスを組み合わせて取りつける「ステンドグラス」もコールドワークの一種に分類されます。

今回は、ガラス細工の技術について紹介しました。ガラス細工を仕上げる際のデザインにも様々な手法が使われており、それぞれ違った魅力があります。

静岡県熱海の魅力は温泉だけではありません。静岡県熱海のガラス工房studio iiro(スタジオイイロ)では、ガラス細工の体験教室を開いています。奥深いガラス細工の世界を、ぜひ堪能してください。

静岡でガラス細工づくりを体験するなら熱海のガラス工房studio iiro(スタジオイイロ)

店名 studio iiro(スタジオイイロ)
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